むらさき色とグレー

ノンセクシャルの灰色なアイデンティティをいろいろ考えてみる

私がノンセクだと思ったきっかけ

こんにちは、そふぃです。

最初の記事を書いてまたすぐに次の記事をアップロードするつもりが、色々とバタバタしてしまいました。

気を取り直して、今回は私がノンセクシャルと自認したきっかけを振り返っていこうかと思います。

 

まず、前回の記事でも軽く触れましたがおさらいとして。

 

ノンセクシャルは、他人に恋愛感情を持つことはあっても、その相手に性的欲求は抱かない人のことを言います。ちょっと違うグループとしてアセクシャルがいます。アセクは他人に対して恋愛感情も性的欲求も持たない人を指します。

ちなみにノンセクシャルは海外ではロマンティック・アセクシャル(romantic asexual)と言われていて、アセクシャルはアロマンティック・アセクシャル(aromantic asexual)と言います。

個人的には、aが付くか付かないかだけなんでこっちの方が分かりやすいです(^_^;)

 

「他人に性欲を抱かない=性に関するもの全てに対して興味がない」のか?と思う人もいるかと思いますが、厳密には少し違うんですね。アセク・ノンセクでも性欲自体はある人もいます。

大事なポイントは、「実際に自分が誰かと性的行為するのはちょっと・・・」と思うのが他のセクシャリティとの違いかと^^

逆に言えば、アセク・ノンセクを名乗るのに性欲の有無自体は関係なくて、その性欲が他人に向いているかそうでないかが重要だ、という認識でいます。

 

ノンセクについてのわかりやすいまとめを見つけたので、貼っておきますね!

ノンセクシュアル【2018年版まとめ】ノンセクの説明をするのが面倒な人のために - NAVER まとめ

はい、すいません、説明が面倒でした・・・笑

 

前置きが長くなってしまいましたが、私の場合はというと。

実は数年前に好きな人がいました。もともとロクに恋愛経験もなくて、アピールとかは特にしなかったんですけど、なんかすごいその人が好きで。

 

で、やっぱりもし想いが通じたらどうなるかなーとか、若干乙女チックな妄想に至るわけですよ。笑

でも妄想の中でも、キスとかセックスとかはあんまりピンとこなくて、その結果、「じゃあ私のこの熱い気持ちは何!?」みたいな状態に陥りました。笑

 

自分の信じる恋愛感情が世間で言う「恋愛感情」なのかわからなくなったんです。その結果「恋愛感情とは何か?」というようなことを四六時中考えていました。

こんな哲学的な質問を当時は時間があればすかさずGoogle先生に聞いていましたが、そこで目にした大抵の答えは、「その人と行為に及びたいかどうかという気持ち=性的欲求があればそれは恋愛感情」みたいなものでした。

でも私は別に触れたりキスしたりその先をしたいともあんまり思いませんでした。

 

簡単に言ってしまえば、私の中で恋愛感情と性的欲求は別物だったんですね。でも、一般に言う「恋愛」は、その二つを区別してないことが多いと思うんです。だから混乱したんだと思います。

 

長くなりそうなので次回に続きます!