むらさき色とグレー

ノンセクシャルの灰色なアイデンティティをいろいろ考えてみる

続・私がノンセクだと思ったきっかけ

こんにちは!前回の記事を書いてからすっかり時間が経ってしまいました。

でも懲りずにまたぼちぼち続けていけたらいいなと思ってます。

 

さて、私がノンセクだと思ったきっかけってことで、前回からの続きを書こうかと思ったんですが・・・。

ごめんなさい、時間が経ちすぎて何を書こうと思っていたかすっかり忘れてしまいました!!泣泣泣

 

大まかなあらすじとしては、前回の記事に書いたように、好きな人が居たんだけどそこからキスハグそしてまたその先というステップを踏んで行きたい!っていう思いが本当に薄くて、それで、「あれ?自分ってちょっと周りと違う・・・?」と思い始めた、ということなんですけども。今改めて思い返すと、前回から付け足すことも特にないという事に気づきました・・・。笑

 

ただ、面白いなと思った事が当時一つありまして。これは実は、私が「自分は割とマジでノンセクかもしれない」と自分の中で納得するきっかけになりました。

私はオタクと言わないまでも、漫画とかアニメは結構見る方で、その中でキュンとくるカップリングってやっぱりあるんですね。ただ、そういう自分の中の「萌え」は、大抵、恋人よりもむしろ親子のような異性同士のキャラクター達に対してでした。

例えば、私は銀魂が結構好きなんですけど、銀さんと神楽とか。同じ屋根の下に住んでるけども少なくとも公式の中では何も起きず、それでもお互いのことを本当に信頼し合っている。

あとは、ブラックジャックの、BJ先生とピノコとか(これが個人的にどストライクです)。ピノコはBJ先生に恋愛感情持ってますけど、BJ先生はむしろピノコのお父さんみたいな感じで、ピノコとはまた違ったベクトルでとてもピノコのことを大事にしてる。

ああいう恋愛が絡まない、むしろ家族愛みたいな絆で繋がってる関係すごい羨ましいです。羨ましすぎます。むしろそんな若くてカッコいいお父さんが欲しい!!

こういう「他人だけど家族」みたいなシチュエーションにグッとくることが前々から多かったので、自分ノンセクかもと思った時に、「ああ、恋愛関係のカップリングに萌えなくて、家族愛の方がキュンキュンするのは私がノンセクだからか!」と、無茶苦茶な論理ですが自分の中ではとても納得したことを覚えています。

 

あくまで個人的な感想なので一般的に参考になるかはわかりませんが、とりあえずどうやって自分がノンセクシャルである事に対してピンときたかという事を、ここに記しておきたいと思いました。

 

次は、唐突ですがノンセクを自認しながらも色々な理由でとりあえず始めてみた某マッチングアプリによる恋活について少し記事にできればと思ってます。

 

2018.12.30 追記

この記事の最初に何を書こうか忘れていたことを、やっと思い出しました。

 

好きな人がいた当時、私は特にその人と恋人同士になりたいと思っていたわけではありませんでした。

どちらかと言うと、私はその人にとって同志のように信頼しあえる存在になりたかった。ソウルメイトみたいな感じでしょうか。

恋愛感情で結ばれた関係は、どうしても不安定なものに感じて、不信感を抱いていました。

 

私の恋愛に対する不信感の原因は、そもそも私の両親が小さい頃に離婚したことからきているように感じます。

両親は恋愛結婚だったものの、私が物心つく前に別れ、それからは、一緒に暮らす母は、私がほとんど記憶にもない父の悪口ばかり。

たとえかつて繋がっていたとしても、こうやって離れていく恋愛感情なんて信用できないな、と思いながら育った気がします。

 

なので、私が理想とする関係は、不安定な恋人ではなく、継続性の高い友情(それもワンランク上の崇高な)でした。

 

ずっとこのことを忘れていましたが、思い出してここに記せて一安心です。